業務用の化粧品、医薬品・サプリメントのボトル・容器の製造・販売の株式会社宮本

STAFF BLOGスタッフブログ

HOMEスタッフブログナフサとは?化粧品容器の価格が上がる理由をわかりやすく解説

容器

2026.03.26

ナフサとは?化粧品容器の価格が上がる理由をわかりやすく解説

最近、中東情勢の悪化により、容器価格の上昇についてご相談をいただく機会が増えています。
その背景にあるのが、容器の原料のひとつである、ナフサ価格の上昇です。

本記事では、ナフサの基礎知識から、なぜ化粧品容器の価格に影響するのかまで、詳しく解説します。

ナフサとは?


ナフサとは、原油を精製する過程で得られる石油製品のひとつで、主に
プラスチックの原料として使用されています。

ナフサを分解して得られる「エチレン」や「プロピレン」といった物質は、ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)などのプラスチック材料の原料になります。

これらは化粧品容器にも広く使われており、ナフサは容器製造の出発点となる重要な原料といえます。


なぜナフサ価格が上がっているのか


ナフサの価格は、原油価格や為替、国際情勢の影響を受けます。

特に2026年3月現在は、中東情勢の緊迫化やホルムズ海峡を巡る動きなどにより、原油価格が不安定な状況が続いています。
その影響でナフサ価格も上昇傾向にあり、プラスチック原料を取り巻く環境は厳しさを増しています。

また、ナフサは輸入に依存しているため、為替(円安)の影響も受けやすく、これらの要因が重なり大幅に価格が上昇する見込みです。


ナフサ価格の上昇が化粧品容器に与える影響


ナフサ価格の上昇は、化粧品容器のコストに直接影響します。

化粧品容器の主原料であるポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)は、ナフサ由来の素材です。
そのため、ナフサ価格が上がると、まず合成樹脂の価格が上昇します。

さらに影響は原料だけにとどまりません。

  • 輸送コスト(燃料費)
  • 包装資材
  • 製造時のエネルギーコスト


といった要素にも波及し、結果として
容器単価全体の上昇につながります。


容器メーカーの現場で起きていること


現在の市場環境では、以下のような動きが見られます。

  • 原油・ナフサ価格の先行きが不透明
  • 各メーカーによる価格改定の実施
  • 容器製品の納期長期化の懸念
  • 現時点では供給に大きな影響は出ていないものの、今後は不透明な状況


状況は日々変化しており、継続的な情報収集と柔軟な対応が求められています。


コストを抑えるためにできること


ナフサ価格自体をコントロールすることはできませんが、容器仕様の見直しによってコストを調整するという選択肢があります。

例えば、ナフサ由来素材以外の容器には、

  • バイオマスプラスチック(植物由来原料)
  • ガラス容器


などがあります。


【関連】→宮本の環境への取り組み(バイオマスプラスチック容器)


ただし、コストや供給量、品質面での制約もあるため、すべてを置き換えるのは現実的ではありません。

実際には、用途に応じて素材を組み合わせるなど、バランスを見ながら検討するケースが一般的です。

また、今後の情勢変化に備え、余裕を持った発注計画も重要になります。


まとめ|ナフサは化粧品容器の価格に直結する


ナフサは、プラスチック製品の出発点となる原料であり、

その価格変動は化粧品容器のコストに大きく影響します。

当社では、原料動向も踏まえたうえで、最適な容器仕様のご提案を行っております。
コストや納期、仕様についてお悩みの際は、お気軽にご相談ください。

なお、今後の市場動向によっては、製品価格や納期についてご相談させていただく場合もございます。何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。


宮本のカタログはこちら

お問い合わせはこちら

 

CALENDER

2026年03月 次の月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
pagetop