容器
2025.12.22
【初心者向け】化粧品容器の種類と選び方

化粧品を開発・販売するうえで欠かせないのが、化粧品容器です。
中身の品質を守るだけでなく、使いやすさやブランドイメージにも大きく影響するため、容器選びは非常に重要なポイントとなります。
しかし、
「どんな種類の容器があるのかわからない」
「自社の商品にはどの容器が合っているのか判断できない」
と悩まれる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、化粧品容器の主な種類と特徴、そして失敗しない選び方のポイントを分かりやすく解説します。

化粧品容器の主な種類
化粧品容器は、用途や中身の特性に応じてさまざまな種類があります。
ここでは代表的な容器の形状をご紹介します。
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ボトル容器
ボトル容器は、化粧水や乳液、美容液などに広く使われている定番の化粧品容器です。
・容量のバリエーションが豊富
・印刷や加飾がしやすい
・プラスチック・ガラスなど素材の種類が多い
ボトル容器は、シンプルな形から高級感のあるデザインまで対応できるため、 幅広い商品で採用されています。
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ボトル容器のタイプ
ボトル容器は、中身や使い方によって、ディスペンサー(内容物の取り出し口のパーツ)を選ぶことができます。用途によって適したものを選びましょう。
■ポンプタイプ
上を押すと一定量が出てくる様式です。乳液や美容液、クレンジングなどに多く使われ、
手を入れずに使えるため清潔に保ちやすいのが特徴です。
■スプレータイプ
中身を霧状に噴射できる様式です。
ミスト化粧水やヘアケア商品など、広い範囲にやさしく使いたい商品に向いています。
■キャップタイプ
フタを開けて直接中身を出すシンプルな様式です。
化粧水や拭き取り化粧水、ボディケア商品によく使われ、扱いやすい形状です。
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ボトル以外の容器
次からは、ボトル以外の形状の容器をご紹介します。

ジャー容器
ジャー容器は、フタを開けて中身を直接取り出すタイプの容器です。
・クリーム
・バーム
・ジェル
内容量が見えやすく、存在感のあるデザインにしやすいため、 高級ラインの商品にもよく使われます。
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チューブ容器
チューブ容器は、容器を押して適量を出して使えるのが特徴です。
・洗顔料
・ハンドクリーム
・日焼け止め
内容物が空気に触れにくく、衛生的に保ちやすい点や、 持ち運びしやすく使い切りやすい点がメリットです。
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スティック容器
スティック容器は、容器を回転させて中身をくり出して使うタイプの容器です。
・リップクリーム
・日焼け止め
・バーム
手を汚さずに使えるため、持ち運び用の商品に向いています。
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コンパクト容器
コンパクト容器は、フタを開けて使う平たい形状の容器です。 パフやスポンジと一緒に使われることが多いです。
・パウダーファンデーション
・アイシャドウ
・チーク
外出先での化粧直しに便利で、実用性と見た目の両方を重視した商品に向いています。
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化粧品容器の選び方|失敗しないためのポイント
化粧品容器選びでよくある失敗として、
・見た目だけで容器を選び、使いにくくなってしまった
・中身との相性を考えず、品質トラブルが起きた
・量産時にロット条件が合わず、想定以上にコストがかかった
といったケースがあります。
こうした失敗は、事前に選び方のポイントを押さえておくことで防ぐことができます。
①中身の性質に合った容器を選ぶ
化粧品は、中身の状態によって使いやすい容器が異なります。
■粘り気のある中身:ジャー容器やポンプボトル容器
■液体状の中身:キャップボトル容器やスプレーボトル容器
■空気に触れさせたくない中身:ポンプボトル容器やエアレス容器
例えば、粘度の高いクリームやバームは、
最後まで中身を使い切れるかどうかも重要なポイントです。
そのため、スパチュラで取りやすいジャー容器や、吐出力のあるポンプ容器が選ばれやすくなります。
一方、化粧水や美容液などの液体商品は、
使用量のコントロールがしやすいボトル容器やスプレー容器が適しています。
さらに、中身の成分によっては光や空気の影響を受けやすいものもあります。
遮光性や密閉性が十分でない容器を使うと、成分の分解、色や香りの変化、使用感の変化が起こる場合があります。
中身との相性を考えずに容器を選ぶと、
本来想定していた品質や安定性を保てなくなる可能性があるため注意が必要です。
②使用シーンを想定する
また、化粧品容器は、どこで使われるかを想定して選ぶことも大切です。
【使用シーンの例】
■持ち運び用の商品:チューブ容器や小型ボトル
かさばりにくく、フタがしっかり閉まるためバッグに入れても安心です。
■毎日使うスキンケア商品:ポンプボトル容器
片手で使いやすく、毎回同じ量を出しやすいため、日常使いに適しています。
■見た目の高級感を重視した商品:ガラスボトルやジャー容器
洗面台に置いた時など、高級感を演出しやすいのが特徴です。
③コンセプトやターゲットに合った容器デザインを選ぶ
化粧品容器は、お客様が最初に目にする部分です。
そのため、デザインは商品の第一印象を大きく左右します。
高級感を出したい場合は、ガラス容器や厚みのある容器が向いています。
また、ナチュラルな印象にしたい場合は、シンプルな形状やマット調の仕上げが効果的です。
ほかにも、印刷や加飾加工を取り入れることで、他の商品との差別化もしやすくなります。
ブランドコンセプトやターゲットに合った容器デザインを選ぶことが、
商品の魅力をしっかり伝えるポイントです。
④ロット数を確認する
新商品やテスト販売の場合は、小ロット対応可能かどうかも重要なポイントです。
初期費用や在庫リスクを抑えたい場合は、 既製容器や小ロット対応容器の活用がおすすめです。
なお、容器の形状や素材によっては、初期費用や金型費用が発生する場合もあります。
特にオリジナル形状や特殊な加飾を行う場合は、納期やコストが想定よりもかかるケースがあるため、
スケジュールに余裕を持った検討が重要です。
⑤環境配慮・サステナブル視点
近年では、環境配慮の観点から、リサイクルしやすい素材や、樹脂使用量を抑えた容器を選ぶブランドも増えています。
商品コンセプトによっては、こうした視点も容器選びの重要な判断材料となります。
宮本の環境への取り組み
まとめ|用途に合った化粧品容器選びが成功のカギ
今回は、化粧品容器の種類と、選び方についてご紹介しました。
中身の特性・使用シーン・デザイン・ロット数など、総合的に考えて選ぶことが大切です。
適切な容器を選ぶことで、
・使いやすさの向上
・ブランドイメージの強化
・商品価値の向上
などが期待できます。
「どの容器が自社商品に合うのかわからない」「中身や販売方法を踏まえて相談したい」
といった場合は、企画段階からご相談いただくことで、よりスムーズな商品づくりが可能になります。
化粧品容器選びにお悩みの際は、ぜひお気軽に、宮本までご相談ください。
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【✒スタッフのあとがき✒】
今回の記事も、デザイン管理担当、新入社員の原が更新させていただきました。
化粧品容器の奥深さに、学ぶことが多い毎日です。
宮本のショールームに最初に入った時は、容器の種類の多さにとても驚きました…!
見学の予約も可能ですので、お問い合わせから、ぜひチェックしてみてくださいね。
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