化粧品
2026.01.23
化粧品OEMとは?はじめて検討する人のための基本ガイド

「オリジナルの化粧品を作りたい」
そう考え始めたとき、多くの人が最初に目にする言葉が化粧品OEMです。
一方で、実際に調べてみると、
・どこまで任せられるのか
・自社開発と何が違うのか
・小規模でも本当に可能なのか
といった点が分かりづらく、漠然とした不安を感じる方も少なくありません。
この記事では、化粧品OEMの基本的な仕組みを整理したうえで、
実際の現場でよくあるケースや注意点も交えながら、「化粧品OEMを検討する前に知っておきたいこと」を中心に解説します。
化粧品OEMとは何をする仕組みなのか
化粧品OEM(Original Equipment Manufacturer)とは、
化粧品の製造を専門メーカーに委託し、自社ブランドの商品として販売する仕組みを指します。
【それぞれの専門領域は?】
■OEMメーカーが担う部分
・製造・充填
・品質管理や法規対応
■ブランド側が担う部分
・どんな商品にしたいかという企画
・ブランド名、販売方法、価格帯の設計など
化粧品OEMは、主に「製造」に関わる専門領域を担当します。
簡単に言えば、作る部分はプロに任せ、ブランドとしての判断に集中できる仕組み、それが化粧品OEMです。
OEMでどこまで任せられるのか
化粧品OEMという言葉は幅が広く、「どこまでやってもらえるのか」はメーカーごとに差があります。
【対応可能な範囲の例】
・スキンケア・ヘアケアなどの処方設計
・原料選定、試作
・安定性テスト、使用テスト
・成分表示や薬機法に関するサポート
・製造、充填、包装
・容器やパッケージの手配
すべてを一括で任せるケースもあれば、「処方は持ち込みで、製造のみ依頼する」といった部分的な依頼が可能な場合もあります。
化粧品OEMが選ばれる理由
次に、化粧品OEMのメリットについてご紹介します。
① 製造設備や専門知識がなくても商品化できる
化粧品の製造には、専用設備や技術者、品質管理体制、法規制への対応など、多くのハードルがあります。
OEMを利用する最大の利点は、これらを自社で抱えずに済む点にあります。
特に新規事業や小規模ブランドでは、現実的な選択肢としてOEMが選ばれるケースが増えています。
② 商品化までのスピードを確保しやすい
また、OEMメーカーは、すでに製造ラインや実績のある処方を持っています。
そのため、ゼロから開発する場合に比べ、試作から製品化までの時間を短縮しやすいという特徴があります。
③ 小ロット対応が可能な場合もある
近年は、テスト販売やD2Cブランド、限定商品の増加により、比較的少量から対応するOEMメーカーも増えてきました。
ただし、小ロット対応の可否や条件はメーカーごとに異なるため、事前確認は必須です。
実際に検討する際の注意点
次に、化粧品OEMを検討する際の注意点についてご紹介します。
① OEMメーカーごとに得意分野が異なる
化粧品OEMと一口に言っても、
・スキンケアに強い
・ヘアケアが得意
・ナチュラル処方が中心
・大量生産向き
など、方向性はさまざまです。
「化粧品OEMだからどこでも同じ」と考えてしまうと、
イメージと仕上がりにズレが生じやすくなります。
② 最低ロット・コストの現実
小ロット対応といっても、最低発注数(MOQ)や初期費用がゼロになるわけではありません。
・何本から製造可能か
・1本あたりの単価
・試作費や初期費用
これらは必ず事前に確認しておきましょう。
③ 完全なオリジナルには制約が出る場合もある
また、オリジナルなものを検討する場合は、処方や容器について、
・既存処方をベースにする
・使用できる原料が限られる
といった制約が出るケースもあります。
どこまで独自性を求めるのかによって、OEMの進め方やメーカー選びは変わってきます。
化粧品OEMが向いている人・向いていない人
化粧品OEMは、次のようなケースに特に向いています。
・自社ブランドの商品を作りたい
・製造や法規対応を専門家に任せたい
・初期投資やリスクを抑えたい
一方で、
・製造工程まで自社で完全に管理したい
・研究開発を自社の強みにしたい
といった場合は、別の方法を検討する余地もあります。
検討前に整理しておきたいポイント
また、OEMメーカーに相談する前には、以下のような点をある程度整理しておくと、
打ち合わせがスムーズになり、ミスマッチも起きにくくなります。
【整理しておきたいポイント】
・どんな人に使ってほしい商品か
・想定価格帯
・販売チャネル(EC、店頭など)
・初回の目標数量
まとめ|化粧品OEMは「作る手段」のひとつ
化粧品OEMは、現実的にブランドを形にするための有効な選択肢です。
何を作るか、なぜ作るか、どう売っていくかを明確にしたうえで、自社に合ったOEMの形を選ぶことが重要です。
化粧品OEMを検討する際、容器に迷われた時には、ぜひ宮本までお気軽にお問い合わせください。
宮本の容器カタログはこちら
容器に関するお問い合わせはこちら
【✒ スタッフのあとがき ✒】
今日も一日お疲れ様です。デザイン管理の原です。
最近、化粧品の展示会(コスメウィーク東京)に行ってきまして、
化粧品OEMのメーカー様に、直接ご挨拶できました!
ちなみに展示会に参加されている団体数は、750社を超えていたそうです…
会場は、非常に壮観でした!
いろいろとサンプルを頂いたのですが、それぞれメーカー様によって特徴があって、勉強になりました。直接使い心地や得意な処方を体験できるのは、とても良いですね。
頂いたヘアバームの香りがとても良くて、毎朝癒されています。。。
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