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2026.01.14

メール便で送れる容器の条件とは?厚み・形状・素材を徹底解説

EC販売やサンプル配布でよく使われる「メール便」。送料を抑えられるため、化粧品や日用品の販売・発送方法として非常に人気があります。

一方で、「メール便で送れる容器だと思っていたのに断られた」、「配送中に潰れて中身が漏れてしまった」といったトラブルも少なくありません。

この記事では、メール便対応容器を選ぶために必ず押さえておきたい条件を、厚み・形状・素材・中身・梱包まで含めて、詳しく解説します。


メール便対応容器とは何を指すのか?


まず前提として、「メール便対応容器」とは、単にサイズが小さい容器のことではありません。

【メール便対応容器の定義】
・メール便のサイズ規格内に収まる

・配送中の圧力・衝撃に耐えられる

・潰れても破損・液漏れしない

・梱包後も規格オーバーしない


これらを満たして、はじめて「メール便で安全に送れる容器」 と言えます。


条件① 厚み|最優先で考えるべきポイント


そのなかでも、メール便で最も厳しくチェックされるのが厚み制限です。

【一般的な厚みの目安】
2cm〜3cm以内
※ ネコポス・ゆうパケットなど、配送会社・サービスによって異なります

メール便で特に重要なのは、容器単体ではなく「梱包後の状態」で判断される点です。
以下は、特に見落としがちなポイントになります。


【厚み計算で見落としやすいポイント】
・キャップやノズルの高さ

・容器の丸み・膨らみ

・袋・台紙・緩衝材の厚み

・中身を入れた際の変形

厚みがシビアなメール便においては、「あと数mmでアウト」というケースは非常に多く、 余裕を持った設計が欠かせません。


条件② 形状|潰れにくい形がメール便向き


メール便は、「大量の荷物と一緒に仕分けされる」「上から圧力がかかる」といった環境で配送されます。そのため、安全に輸送するには、形状にもある程度の制約があります。

【メール便に向いている形状】
・フラットなチューブ、ボトル

薄型のパウチ

角が少なく、圧力を分散できる形

【メール便に不向きな形状】
円筒形のボトル

背の高い容器

サイズの大きいポンプ・スプレー付き容器

突起が多いデザイン

「見た目がかわいい」「高級感がある」形状ほど、 メール便ではリスクが高くなる傾向があります。
見た目で安直に容器を選んでしまうことで、想定していた通りの輸送ができなくなる可能性があるため、注意が必要です。


条件③ 素材|割れない・戻る素材が基本


また、容器の素材選びも、メール便対応では重要な判断基準です。

【◎向いている素材◎】

・PE(ポリエチレン)

PP(ポリプロピレン)

多層チューブなどの柔軟素材


これらの素材は、一時的に潰れても元に戻りやすいという特徴があります。
そのため、メール便には比較的向いている素材であるといえます。

【△注意が必要な素材△】
・ガラス

硬質プラスチック

金属パーツが多い仕様

このなかでも特にガラス容器は、メール便では破損の注意が必要です。
輸送のことをしっかり考えた上で、設計や梱包を行うことが重要です。


条件④ キャップ・密閉性|漏れ防止は必須


さらに、メール便では、横倒し・逆さまになることが前提となります。
そのため、

・キャップの締まり
・中栓・シールの有無
・ネジの精度


といった内部の密閉性が非常に重要になります。
そのため、「容器自体は問題ないが、中身が漏れた」というトラブルは、実際によく起こりやすいといえます。


条件⑤ 中身との相性も重要


また、容器だけでなく、中身の性質もメール便対応に大きく影響します。

【注意が必要な中身】
・粘度が低く、流れやすい

・温度変化で膨張しやすい

・泡立ちやすい処方

上記のような中身の場合は、容器形状の見直し、中栓の追加、内容量の調整などの対策が必要です。


梱包まで含めて「メール便対応」


忘れがちなポイントですが、メール便対応は、容器単体で完結するものではありません。
容器を梱包する素材も含めて、検討する必要があります。

【袋の素材】

・台紙の有無

・緩衝材の厚み

・封入方法

メール便では、これらすべてを含めて、最終的に規格内かどうかが判断する必要があります。


メール便対応容器選びでよくある失敗例


次に、メール便対応容器を選ぶ際に、よくある失敗例をご紹介します。

✖ 容器サイズだけを見て選んだ

✖ 試作品で配送テストをしていない

✖ 梱包を後回しにした

✖ 中身の性質を考慮していなかった

このように、メール便はコストメリットが大きい分、設計段階での想定不足が大きなトラブルにつながりやすい配送方法です。設計の際は、専門の業者に確認のもと、進行することが大切です。


化粧品容器の選び方はこちら


まとめ|メール便対応は設計段階から考える


今回は、メール便対応の容器と、その注意点についてご紹介いたしました。
メール便で送れる容器を選ぶには、以下まで含めて、トータルで設計することが重要です。

「この容器でメール便に対応できる?」「メール便前提で商品を作りたい」、
そんなお悩みがある方は、容器選定の段階から、ぜひ株式会社宮本までお気軽にご相談ください。
実際の使用条件に合わせて、最適なご提案をいたします。


お問い合わせはこちら

【✒スタッフのあとがき✒】

今日も一日お疲れ様です。デザイン管理の原です。

メール便、本当に便利な時代になりましたよね。
プライベートで使うこともしばしばですが、以前、欲張って詰めすぎたせいで
「配送不可」だったことがあります……

結局余計に料金がかかってしまったので、良い教訓になりました。

化粧品をお客様の元へ、最も良い状態で送るためには、
容器もしっかりと検討する必要があります。

「大丈夫だろう」と思い込んで後悔してほしくないので、
どんな小さな不安でも、お気軽に相談してほしいです……!


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